大学受験〜受験勉強の方法

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カードの重要性

著 者:東大京大難関大合格塾塾長♪

「ノートよりもカードを!」
 「ノートをとるよりもカードを作った方が良い!」

これは私がよく主張することです。


カード学習の物凄い効果を、意外と把握していない人が多いのです。
カード学習には、次の3つの効果があります。

 (1)サブノート効果
 (2)モバイル効果
 (3)シャッフル効果



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まず、(1)について説明します。

小学生の頃に「理科まとめノート」「社会まとめノート」を作成する宿題ってありませんでしたか?
なかなか面倒な作業なのですが、幼いなりに懸命に考えて、うまくまとめようと工夫したことを憶えています。
でもそうすることで不思議と理解が深まったような気がしたものです。
中学生になると、担任の先生が「ノートまとめ」をよく宿題にしました。
授業で学んだ内容を、授業のノートとは別のノートに整理してまとめる、というものでした。
上記の小学生の時の「理科まとめノート」「社会まとめノート」のようなものでした。
こうして工夫することが、学習内容の分類・整理につながったのでしょう。
確かに、この宿題にまじめに取り組んだ時は、定期考査の点が良かったものでした。

カードを作成する時も、うまくまとめようと工夫するものです。
しかも限られた小さなスペースですから、内容を分類しなければユニット化できません。
上記の学習内容の分類・整理が、ここでもなされることになります。



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次に、(2)について説明します。

サブノートを作成することは上記のように非常に効果があります。
しかし「それを何度も見返す」ということには、なかなかつながらないようです。
大きくて嵩張るので、持ち運びに不便だからです。
せっかく丁寧にまとめ上げたノートも、活用しなければ非常に勿体ない、ということになります。

そこで、カードの登場です。
カードは手のひらサイズですので、持ち運びに便利。
しかも、1回当たりの分量も簡単に調節できます。
学校の休憩時間や、通学バス・電車内、バスや人の待ち時間、コンビニでのレジ待ち時間、風呂やトイレにも持ち運べます。
少量の場合、短時間に何回でも繰り返せます。

学習の基本中の基本は「繰り返し」でしたよね。
その「繰り返し」が、これほど簡単に実行可能な学習アイテムは、カードの他にはありません。


最後に、(3)について説明します。

人間の記憶は、基本的には「時系列」なのだそうです。
つまり「時間順」なのですね。
例えば、オーケストラの指揮者は譜面を見ずに延々と何十分も指揮を続けられますが、あれは音楽の流れに沿って順繰りに思い出しているからなのです。
いったん停止して「第2楽章の開始4分後のところから」と言われたら、譜面を見なければ指揮できないそうです。
また、新聞配達も配達先を順々に憶えているので(私は経験者)、新聞の断りがあってもしばらくはその人の家の前に行ってからじゃないと次の人のところには行けないものでした。

勉強でも、例えば英文法の問題集を何度も解いて憶えたとしても、多くの場合、順番に憶えているだけの可能性があるのです。
もちろん、入試は自分が使っていた英文法の順番どおりに出題されるとは限りません。
従って、順番をバラバラにした状態でもしっかりと憶えている、そういった強固な記憶が必要なのです。

そのためには、やはりカード。
カードだと順番などいくらでも変えられます。
トランプのようにシャッフルして、順番などまったく関係なく答えられるように訓練するのです。


最近は最初からカードになっている学習参考書が、結構多く書店に並んでいます。
賛否両論あるでしょうが、私は賛成派です。
もっとも(1)の「サブノート効果」はなくなりますが、カード作成を忌避する最大の理由が「作成が面倒」ということですので、まったくカード学習しないよりは、はるかに効果があると思われるからです。



余談ですが私は浪人時代に、授業中、ノートをとったことがありませんでした。
すべてカード(「京大カード」と呼ばれていた大きなもの)の片面に授業内容を書き取り、休み時間になるともう片方の面に、裏面が正解となるような問題を自ら考えて書き込んだものでした。
このやり方で私は1年間でカードを1千枚以上作成し、片っ端から憶えていったのです。

私個人のやり方なので、万人に共通とは思っていませんが、私のこの方法を聞いた受験生の何人かが真似をしました。
彼らは例外なく成績を急上昇させましたので、もしかしたら万人に向いているのかもしれません。

まぁ、ここまで極端にカード化に走らず、通常はなかなか憶えにくいもの、本当に重要なものだけに絞って、カードを作成すれば良いと思います。


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